खाती है 365 अंडे, देती है आठ

年間365個の卵を食べ、8個の卵しか産まない鶏

【原文】

खाती है 365 अंडे, देती है आठ

राहुल शर्मा, नई दिल्ली

अगर देश की सारी मुर्गियाँ ऐसी हो गईं तो महीने के संडे ही अंडे नसीब हो पाएँगेराजधानी के चिड़ियाघर में पल रही लाल जंगली मुर्गी साल में 365 अंडे चट कर जाती हैयह ऐसी मुर्गी है जो अंडे खाती ज़्यादा और देती कम हैसाल में दो बार मुर्गी सात से आठ अंडे देती हैचिड़ियाघर में इस प्रजाति की मुर्गी की जन्मदर अच्छी है

लाल जंगली मुर्गी जम्मू कश्मीर से लेकर उत्तर पूर्वी भारत के हिस्सों में पाई जाती हैचिड़ियाघर में इस प्रजाति की मुर्गी के प्रजनन पर पूरा ध्यान दिया जा रहा हैयहाँ वर्ष 2006 में कुल 18 लाल जंगली मुर्गे व मुर्गियाँ थींवर्ष 2007 में इनकी संख्या 28 और वर्ष 2008 के मार्च माह तक बढ़कर 50 पहुँच गईइनमें करीब 24 नर और 26 मादा हैंहर साल मार्च-अप्रैल व मई-जून माह में ये मुर्गियाँ दो बार अंडे देती हैंअप्रैल माह में लाल जंगली मुर्गियों ने 25 अंडे दिए हैं, जिनमें से बच्चे बाहर आने शुरू हो गए हैंअंडे से करीब 20 से 25 दिन में बच्चा बाहर आ जाता हैयह मुर्गी एक बार में तीन से चार अंडे देती है

इस लाल मुर्गी के ठाट देखिएलाल जंगली मुर्गा व मुर्गी रोज़ाना खाने में 20 ग्राम हरी पत्ती, 10 ग्राम ब्रेड, 100 ग्राम मिक्स दाना, 20 ग्राम अमरूद, 10 ग्राम सत्तू और दो ग्राम लहसुन खाते हैंलाल जंगली मुर्गी के एक जोड़े को रोज़ाना खाने में एक अंडा दिया जाता हैइससे उनमें कैलशियम की मात्रा बनी रहती हैमुर्गियों की यह सबसे पुरानी प्रजाति बताई जाती है और पशु चिकित्सकों का मानना है कि अभी तक लाल जंगली मुर्गी में बर्ड फ़्लू फैलने का मामला प्रकाश में नहीं आया है

(हिन्दुस्तान, नई दिल्ली, शनिवार, 3 मई 2008)


【解説】

ヒント1:मुर्गीは厳密には雌の鶏を指すが、広義では雄鶏を含めた鶏全体のことも指す。文章中でもमुर्गीは、雌鶏のことを言っている場合もあるし、鶏全体のことを言っている場合もある。

ヒント2:論述形式の文章であるため、1人称2人称はほとんど出て来ない。3人称の文章ばかりである。よって、下の解説でも人称は特に表記していない。また、論述形式の文章では受動態がよく使われる。

खाती है 365 अंडे, देती है आठ

題名。2つの文から構成されている。どちらの文も倒置法が用いられて動詞が先に来ている上に、主語が省略されている。

どちらの文も述語動詞は女性形になっている。खाना(食べる)の女性未完了形खाती、देना(与える)の女性未完了形देतीである。また、どちらの文の述語動詞もコピュラ動詞 है が現在単数形になっている。よって、主語は女性名詞単数形であるべきであり、本文の内容から2つの文の共通の主語はमुर्गी(雌鶏)だと予想できる。

अंडेは男性名詞अंडा(卵)の複数形。2つめの文ではआठ(8)の後にअंडेが省略されている。

述語動詞は上述の通り現在未完了の女性単数形。देनाはこの文脈では「(卵を)産む」と考えるべき。

訳は「(雌鶏が)365個の卵を食べ、8個(の卵)を産む」となり、365個の卵を食べるのに、8個の卵しか産まない変わった鶏についての話であることが予想できる。

अगर देश की सारी मुर्गियाँ ऐसी हो गईं तो महीने के संडे ही अंडे नसीब हो पाएँगे।

अगर~तो~(もし~ならば~だ)構文。2つの文から構成されている。

ひとつめの文の主語はदेश की सारी मुर्गियाँ(国の全ての雌鶏たち)。これはインドで書かれた文章なので、देश(国)はインドのことである。सारीは形容詞सारा(全ての)の女性形。मुर्गियाँは女性名詞मुर्गी(雌鶏)の複数形。

ひとつめの文の述語はऐसी हो गईं(このようになってしまった)。ऐसीは形容詞ऐसा(このように)の女性形。主語の女性複数名詞मुर्गियाँに掛かっているため、女性形になっている(単複同形)。「このように」の内容は後続の文章で説明される。हो गईंはहो जाना(なってしまう)の完了女性複数形。主語が女性名詞複数形なので、動詞も女性複数形になっている。

ふたつめの文の主語はअंडे。男性名詞अंडा(卵)の複数形。述語動詞नसीब हो पाएँगेはनसीब होना(手に入る)+助動詞पाना(~できる)の男性複数未来形。महीने के संडे हीとは、「一ヶ月の内日曜日のみ」という意味になる。だが、どちらかというと「हफ़्ते में संडे ही(一週間の内日曜日のみ)」の方が適しているような気がする。どちらにしろ、संडेとअंडेが掛けてあることに気付いてあげるべきであろう。

訳は「もしインドの全ての雌鶏がこのようになってしまったら、日曜日にしか卵が手に入らなくなるだろう」になる。

राजधानी के चिड़ियाघर में पल रही लाल जंगली मुर्गी साल में 365 अंडे चट कर जाती है।

主語はलाल जंगली मुर्गी。ここでは「赤野生鶏」と訳す。女性単数名詞になる。冒頭のराजधानी के चिड़ियाघर में पल रही(首都の動物園で飼われている)は主語लाल जंगली मुर्गीに掛かっており、赤野生鶏の内容を詳しく説明している。この修飾部の中の動詞पल रही(飼われている)は進行形だが、女性形になっているのは、掛かっている主語लाल जंगली मुर्गीが女性名詞であるためである。राजधानीは「首都」という意味だが、インドでは当然デリーのことを指す。本文の述語動詞चट कर जाती हैは、चट करना(平らげる)の複合動詞形である。चट करनाは他動詞であり、複合動詞形は通常चट कर लेनाになるはずだが、「~してしまう」という驚嘆や「~しやがる」という非難や「~しちまう」という諦めの感情などを示す際はचट कर जानाの形も使われる。主語が女性名詞単数形なので、動詞も女性単数形になっている。

訳は「首都の動物園で飼育されている赤野生鶏は年間365個の卵を平らげる」になる。

यह ऐसी मुर्गी है जो अंडे खाती ज़्यादा और देती कम है।

関係詞構文。2つの文から構成されている。ひとつめの文で「これはこのような鶏である」と提示され、ふたつめの जो 以下の文でどのような鶏か説明されている。

ひとつめの文の主語はयह(これ)、述語はコピュラ動詞現在単数形 है。ऐसीは形容詞ऐसा(このように)の女性形。女性名詞मुर्गी(雌鶏)に掛かっているため、女性形になっている。

ふたつめの文の主語は関係詞 जो。ひとつめの文で जो の内容は女性単数名詞मुर्गीであることが提示されているため、जो も女性単数名詞扱いになる。ふたつめの文はさらに2つに分けられる。जो अंडे खाती ज़्यादा (है) と(जो अंडे) देती कम हैである。खाती (है)はखाना(食べる)の、देती हैはदेना(与える)の現在未完了女性単数形である。副詞は通常、動詞の前に来るが、この文では動詞の後または動詞と動詞の間に来ている。それにより、「雌鶏は卵を多く食べ、少ない卵を産む」という単純な意味合いではなく、「雌鶏は食べるときはたくさんの卵を食べるのに、産むときは少ししか卵を産まない」という、より活き活きしたニュアンスが出る。

訳は「これは、食べるときはたくさんの卵を食べるのに、産むときは少ししか卵を産まない鶏である」になる。

साल में दो बार मुर्गी सात से आठ अंडे देती है।

主語は女性単数名詞मुर्गी(雌鶏)、述語はदेती है。देती हैはदेना(与える)の現在未完了女性単数形。ここでは文脈から「産む」と訳すべき。सात से आठ अंडेで使われている後置詞 से は、数値の範囲を示している。よって、「7~8個の卵」になる。अंडेは男性名詞अंडा(卵)の複数形。

訳は「年間2回雌鶏は7~8個の卵を産む」になる。

चिड़ियाघर में इस प्रजाति की मुर्गी की जन्मदर अच्छी है।

主語は女性単数名詞जन्मदर(出生率)、述語はコピュラ動詞現在単数形 है。इसは代名詞यह(これ)の後置格。यहが修飾する女性名詞प्रजाति(種)は後置詞कीを伴っているため、प्रजातिも後置格扱いになる。よって、そのप्रजातिを修飾するयहも後置格でなければならない。अच्छीは形容詞अच्छा(よい)の女性形。主語जन्मदरに掛かっているため、女性形になっている。

訳は「動物園では、この種の鶏の出生率はよい」になる。

लाल जंगली मुर्गी जम्मू कश्मीर से लेकर उत्तर पूर्वी भारत के हिस्सों में पाई जाती है।

主語は女性単数名詞लाल जंगली मुर्गी(赤野生鶏)、述語はपाई जाती है。पाई जाती हैは、पाना(手に入れる)の受動態पाया जानाの現在未完了女性単数形。पानाはこの文脈では「分布する」や「生息する」に近い意味合いになる。से लेकरは「~から~まで」という意味。हिस्सोंは、男性名詞हिस्सा(部分)の複数形後置格。後置詞 में を伴うため。

訳は「赤野生鶏は、ジャンムー・カシュミールから北東インドにかけて生息している」になる。

चिड़ियाघर में इस प्रजाति की मुर्गी के प्रजनन पर पूरा ध्यान दिया जा रहा है।

主語はपूरा ध्यान(完全なる注意)。ध्यानは男性名詞単数形。述語はदिया जा रहा है。動詞देना(与える)の受動態दिया जानाの現在進行男性単数形。ध्यान देनाで「注意する」「気を付ける」などの意味になる。形容詞पूरा(完全なる)で形容されていることも含め、この文脈では「じっくりと観察する」と訳すのが最適である。何を観察するのかは後置詞 पर の前の部分で説明されている。प्रजननは「繁殖」という意味。男性名詞だが、後置詞 पर を伴っているので、後置格扱いになっている。

訳は「動物園ではこの種の鶏の繁殖がじっくりと観察されている」になる。

यहाँ वर्ष 2006 में कुल 18 लाल जंगली मुर्गे व मुर्गियाँ थीं।

主語はकुल 18 लाल जंगली मुर्गे व मुर्गियाँ(合計18羽の赤野生鶏)。मुर्गेは男性名詞मुर्गा(雄鶏)の複数形、मुर्गियाँは女性名詞मुर्गी(雌鶏)の複数形。主語に複数の名詞が並列している場合、一番最後の名詞の性数が主語の性数になる。述語はコピュラ動詞過去形だが、女性複数名詞मुर्गियाँに合わせて女性複数形になっている。

訳は「ここでは2006年に合計18羽の赤野生鶏がいた」になる。

वर्ष 2007 में इनकी संख्या 28 और वर्ष 2008 के मार्च माह तक बढ़कर 50 पहुँच गई।

主語はइनकी संख्या(これらの数)。代名詞後置格इन(これら)は前文で出て来たलाल जंगली मुर्गे व मुर्गियाँ(赤野生鶏)を指す。संख्याは女性単数名詞。बढ़करは動詞बढ़ना(増える)の先行時制分詞で、「増えて」「増えてから」「増えた後に」という意味になる。ここでは「さらに増えて」というニュアンスが加わる。述語पहुँच गईは、動詞पहुँचना(達する)の複合動詞पहुँच जानाの完了女性単数形。

訳は「2007年にはこれらの数は28羽で、2008年3月までにさらに増えて50羽に達した」になる。

इनमें करीब 24 नर और 26 मादा हैं।

主語はकरीब 24 नर और 26 मादा(およそ24羽の雄と26羽の雌)。करीबはここでは「およそ」という意味の形容詞だが、ここでは無理に訳す必要はない。主語に複数の名詞が並列している場合、主語の性数は一番最後の名詞に合わせられる。मादा(雌)は単複同形の女性名詞だが、直前に26と数が示されているため、複数形扱いであることが分かる。よって、主語は女性複数ということになる。述語はコピュラ動詞現在複数形 हैं。冒頭のइनमें(これらの中で)の代名詞後置格इन(これら)が示す内容は、前文に出て来た「2008年3月現在動物園で飼育されている50羽の赤野生鶏」のことである。

訳は「これらの内、24羽が雄で、26羽が雌である」になる。

हर साल मार्च-अप्रैल व मई-जून माह में ये मुर्गियाँ दो बार अंडे देती हैं।

主語はये मुर्गियाँ(これらの雌鶏たち)。ये は代名詞यह(これ)の複数形、मुर्गियाँは女性名詞मुर्गी(雌鶏)の複数形。अंडेは男性名詞अंडा(卵)の複数形。述語देती हैंは、動詞देना(与える)の現在未完了女性複数形。ここでは「産む」と訳すべき。

訳は「毎年3月~4月と5月~6月にこれらの鶏は2回卵を産む」になる。

अप्रैल माह में लाल जंगली मुर्गियों ने 25 अंडे दिए हैं, जिनमें से बच्चे बाहर आने शुरू हो गए हैं।

ने 構文と関係詞構文。2つの文で構成されている。ひとつめの文で「赤野生鶏は25個の卵を産んだ」と提示され、ふたつめの文でその25個の卵の様子が説明されている。

ひとつめの文の意味上の主語はलाल जंगली मुर्गियाँ(赤野生鶏たち)。女性複数形の名詞である。だが、能格後置詞 ने を伴っているため、後置格になり、लाल जंगली मुर्गियों नेとなっている。文法上の主語は25 अंडे(25個の卵)。अंडेは男性名詞अंडा(卵)の複数形。よって、述語も男性複数形にならなければならない。述語दिए हैंは、動詞देना(与える)の現在完了男性複数形。

ふたつめの文は関係詞を含むजिनमें सेで始まっている。「それらの中から」という意味だが、関係代名詞複数形後置格जिन(それら)が示すものは、直前の文に出て来た「25個の卵」である。ふたつめの文の主語はबच्चे बाहर आने(雛たちが外に出ること)で、不定詞の名詞的用法が使われている。बच्चेは男性名詞बच्चा(子供)の複数形であるが、ここでは鶏の話なので「雛たち」と訳す。बाहर आनेは不定詞बाहर आना(外に出ること)の複数形。やはり鶏の話なので、「卵の外に出る」つまり「孵化する」という意味で捉えるべきである。全体で主語は男性複数扱いになる。述語शुरू हो गए हैंは、動詞शुरू होना(始まる)の複合動詞शुरू हो जानाの現在完了男性複数形。

訳は「4月には赤野生鶏たちは25個の卵を産んだが、その中から雛が生まれ始めた」となる。

अंडे से करीब 20 से 25 दिन में बच्चा बाहर आ जाता है।

主語は男性単数名詞बच्चा(雛)。述語बाहर आ जाता हैは、動詞बाहर आना(外に出る)の複合動詞बाहर आ जानाの現在未完了男性単数形。अंडे सेは、男性名詞अंडा(卵)の後置格+起点を示す後置詞 से(~から)で、「卵から」という意味。20 से 25の中の से は範囲を示す後置詞で、「20から25まで」という意味になる。

訳は「卵からおよそ20~25日で雛は生まれる」になる。

यह मुर्गी एक बार में तीन से चार अंडे देती है।

主語はयह मुर्गी(この雌鶏)。मुर्गीは女性単数名詞。तीन से चारの中の से は範囲を示す後置詞で、「3から4まで」という意味になる。अंडेは男性名詞अंडा(卵)の複数形。述語देती हैは、動詞देना(与える)の現在未完了女性単数形。ここでは「産む」という意味になる。

訳は「この雌鶏は一度に3~4個の卵を産む」になる。

इस लाल मुर्गी के ठाट देखिए।

命令文。主語はなし。इसは代名詞यह(これ)の後置格。修飾している名詞लाल मुर्गी(赤い鶏)が属格を示す後置詞 के(~の)を伴っているため、後置格になっている。ठाटは「派手な行い」という意味の男性名詞。文脈から、鶏の食べっぷりのことを言っているのだと予想できる。述語देखिएは、動詞देखना(見る)の丁寧な命令形。

訳は「この赤野生鶏の食べっぷりをご覧あれ」になる。

लाल जंगली मुर्गा व मुर्गी रोज़ाना खाने में 20 ग्राम हरी पत्ती, 10 ग्राम ब्रेड, 100 ग्राम मिक्स दाना, 20 ग्राम अमरूद, 10 ग्राम सत्तू और दो ग्राम लहसुन खाते हैं।

主語はलाल जंगली मुर्गा व मुर्गी(赤野生鶏)。主語に複数の名詞が並列している場合、主語の性数は一番最後の名詞に合わせられるのが原則だが、ここでは男性単数名詞मुर्गा(雄鶏)と女性単数名詞मुर्गी(雌鶏)をひとつの集合体と見なしている。つまり、主語は男性複数形扱いになっている。खाने मेंは、不定詞खाना(食べること)の後置格+後置詞 में から成っており、「食べることにおいて」「餌として」という意味になる。だが、述語にもखानाが出て来るので、重複の印象は否めない。以下、鶏が食べる餌とその量の列記。述語खाते हैंは、動詞खानाの現在未完了男性複数形。主語を女性単数扱いと考えて、現在未完了女性単数形खाती हैにしても間違いではない。

訳は「赤野生鶏は、毎日20グラムの葉、10グラムのパン、100グラムの雑穀、20グラムのグァバ、10グラムのはったい粉、2グラムのニンニクを食べる」になる。

लाल जंगली मुर्गी के एक जोड़े को रोज़ाना खाने में एक अंडा दिया जाता है।

受け身構文。意味上の主語はलाल जंगली मुर्गी के एक जोड़ा(赤野生鶏の一組のペア)だが、受動態構文のため、後置詞कोを伴い、男性名詞जोड़ा(ペア)は後置格जोड़ेになって、लाल जंगली मुर्गी के एक जोड़े कोになっている。文法上の主語はएक अंडा(ひとつの卵)。男性単数名詞。述語はदिया जाता हैは、動詞देना(与える)の受動態दिया जानाの現在未完了男性単数形。खाने मेंは、不定詞खाना(食べること)の後置格+後置詞 में から成っており、「食べることにおいて」「餌として」という意味になる。

訳は「赤野生鶏のペア一組に毎日餌として1個の卵が与えられる」になる。

इससे उनमें कैलशियम की मात्रा बनी रहती है।

冒頭のइससेは、代名詞यह(これ)の後置格+後置詞 से で、「これによって」という意味。「これ」の内容は前文の内容全てである。次のउनमेंは、代名詞 वे(それら)の後置格+後置詞 में で、「それらの中に」という意味。「それら」は前文で出て来た赤野生鶏のペアを指す。主語はकैलशियम की मात्रा(カルシウムの量)。女性単数名詞。述語बनी रहती हैは、動詞बनना(作られる)の状態表現बना रहनाの現在未完了女性単数形。बननाは1回限りの動作を示し、बना रहनाは持続的な状態を示す。

訳は「これによって赤野生鶏の体内でカルシウムが生成される」になる。

मुर्गियों की यह सबसे पुरानी प्रजाति बताई जाती है और पशु चिकित्सकों का मानना है कि अभी तक लाल जंगली मुर्गी में बर्ड फ़्लू फैलने का मामला प्रकाश में नहीं आया है।

और(そして)を挟んで主に2つの文から構成されており、ふたつめの文はさらに2つの文に分解できる。ひとつめの文は受動態の構文が、ふたつめの文は接続詞 कि の構文が使われている。

ひとつめの文の冒頭のमुर्गियों कीは、女性名詞मुर्गी(雌鶏)の複数形मुर्गियाँの後置格+後置詞की で、「雌鶏たちの」という意味。後置詞कीは女性形だが、後ろの女性名詞प्रजाति(種)に掛かっている。主語は代名詞यह(これ)。「これ」の内容は明らかにलाल जंगली मुर्गी(赤野生鶏)。よって女性単数扱いになる。主語が倒置法的に目的語の中に入ってしまっているが、ヒンディー語ではよくある用法。सबसे पुरानीは形容詞の最上級。पुरानीは形容詞पुराना(古い)の女性形であり、सबसे(あらゆるものより)を伴うことで「もっとも古い」という意味になる。やはり後ろの女性名詞प्रजातिに掛かっている。述語बताई जाती हैは、動詞बताना(伝える)の受動態बताया जानाの現在未完了女性単数形。「伝えられている」「言われている」という意味になる。

ふたつめの文は接続詞 कि を挟んで前半と後半の2つに分けられる。前半の主語は不定詞पशु चिकित्सकों का मानना(獣医たちが認めていること)で、男性単数扱い。前半の述語はコピュラ動詞現在単数形 है。「獣医たちが信じていること」の内容が接続詞 कि 以下で説明される。接続詞 कि 以下の文の主語はलाल जंगली मुर्गी में बर्ड फ़्लू फैलने का मामला(赤野生鶏の間で鳥インフルエンザが広まる問題)。बर्ड फ़्लूは「bird flu」の転写。फैलने काは、動詞फैलना(広まる)の不定詞が名詞的用法をされており、「広まることの」という意味。後置詞 का を伴っているので、फैलनेと後置格になっている。述語प्रकाश में नहीं आया हैは、動詞प्रकाश में आना(明らかになる)の現在完了男性単数形の否定表現。

訳は「これは鶏の中でもっとも古い種と言われており、獣医たちが認めているところでは、今まで赤野生鶏の間における鳥インフルエンザの感染は確認されていない」になる。


【模範訳】

年間365個の卵を食べ、8個の卵しか産まない鶏

もしインド中の鶏がこのようになってしまったら、日曜日にしか卵を食べられなくなるだろう。デリーの動物園で飼育されている赤野生鶏は、年間365個の卵を平らげる。この鶏は、卵をたくさん食べるくせに少ししか卵を産まない。年に2回、7~8個の卵を産むのみである。動物園ではこの種の鶏の出生率は高い。

赤野生鶏はジャンムー・カシュミール州から北東インドにかけて分布している。動物園ではこの種の鶏の繁殖が観察されている。動物園では、2006年には合計18羽の赤野生鶏が飼育されていた。2007年にはその数は28羽になり、2008年3月までに50羽まで増えた。この内、24羽が雄で、26羽が雌である。毎年2回、3月~4月と5月~6月にこの鶏は卵を産む。4月に赤野生鶏は25個の卵を産んだが、その中から雛が生まれ始めた。産卵から20~25日後に雛がかえる。この鶏は、1回につき3~4個の卵を産む。

この鶏の食いっぷりをご覧あれ。赤野生鶏は毎日20グラムの葉、10グラムのパン、100グラムの雑穀、20グラムのグァバ、10グラムのはったい粉、2グラムのニンニクを食べる。さらに、赤野生鶏のペア一組に毎日1個の卵が餌として与えられる。それにより、鶏の体内にカルシウムが生成される。赤野生鶏は、鶏の中でももっとも古い種だと言われており、獣医によると、これまで赤野生鶏の鳥インフルエンザ感染は確認されていないと言う。