わいはナンディンや。いったい何の用や?シヴァのおっさんに会いに来たんかい?あのおっさんは今日も山ん中で瞑想中や。どこにおるか分からんから、街の北の森ん中をいろいろ捜してみれば見つかると思うで。本当はここもシヴァのおっさんの家なんや。信者の人間が一生懸命作ったんや。でも、おっさんはボヘミアン生活が骨まで染みついとるから、「家などいらん!」とか息巻いて、全くここに住みつこうとせんのや。てな訳で、わいが住んどるっちゅ〜訳じゃけどな。ええ生活させてもろうとります。
でも、シヴァのおっさんには気ぃつけぇや。機嫌のいい時は最高にいい人なんやけど、一度怒り出したら世界が破滅するまで怒りつづけるような勢いやからなぁ。ああなったら、いくらわいでも手に負えん。ま、そんなに急がんと、わいの家でゆっくりしていきなはれ。
■ナンディンともっと話す ■戻る |