よう、オイラはネズミのミッキーだぜ。オイラに何か用か?え、ガネーシャ様?おぅよ、ここはガネーシャ様の家だぜ。ガネーシャ様に用なのか?そうか、そうだよな。みんなガネーシャ様に用があって来るんだよ。オイラなんかに用はねぇよな。オイラはただの門番だからな。ミッキーなんて名前も実は本当の名前じゃねぇんだ。オイラは捨て子なんだよ。しかももともと悪魔だったんだぜ。親の顔も知らねぇし、誕生日も分からねぇ。まして名前なんてあるわけねぇじゃねぇか。でも、でも、こんなオイラでもガネーシャ様の門番になれたんだ。ガネーシャ様がオイラを見込んで門番にしてくれたんだ。すごいことじゃねぇか、なぁ?でも、誰もオイラを褒めてはくれねぇのさ。ケッ。さあ、さっさと通りな。
■ガネーシャと話す ■実はミッキーに会いに来た ■帰る |