あるときパールヴァティー様は一人の息子が欲しいと思ってヴィシュヌ様に祈ったんだ!すると、パールヴァティー様は身篭って、一人の息子が生まれたんだ!それがガネーシャ様さ!パールヴァティー様はガネーシャ様を誇りに思って、みんなに賛美してもらうために他の神様たちを家に招いたんだ!神様たちはガネーシャ様を眺めて褒め称えたんだけど、一人だけうつむいてガネーシャ様を見ようとしない神様がいたんだ!それがシャニって奴さ!
パールヴァティー様はそれに気がついて、シャニに「なぜガネーシャを見ないのですか?」って質問したんだ。シャニはこう答えたんだ。「私は妻に呪われていて、見つめたものは全て灰になってしまうんだ。だからあなたの息子を見ることはできない。」
パールヴァティー様は、自分の息子はそんな呪いなんてへっちゃらなくらい強いと思ってたから、シャニにもガネーシャ様を見てもらって賛美することを求めたんだ!そこでシャニはガネーシャ様の方に目を向けたんだ!すると、ガネーシャ様の首が焼けて灰になっちまったんだ!なんてこった!
パールヴァティー様は怒ってシャニに呪いをかけて、びっこにしてしまったんだけど、怒りと悲しみは収まらなかったんだ!そこでブラフマー様がパールヴァティー様を慰めて、「最初に入手できる首が息子の胴体につけられるなら、息子は命を取り戻すことができるだろう」と予言したんだ!そこでヴィシュヌ様がガルーダに乗って出掛けていったら、最初に見つけたのは河岸で眠っている象だったから、ヴィシュヌ様はその首を切り落として持ち帰って、ガネーシャ様に取り付けたってわけさ!
オレの話が一番信用できるだろ?他の奴らは全くのデタラメをよくもこうズケズケと口に出せるよなぁ、全く。将来が心配だぜ! |