Holy India Empire
神聖インド帝国ヴィシュヌの街バー・モーヒニー>モーヒニーと話す
  モーヒニーと話す Vishnu City






モーヒニー




 ヴィシュヌ様がなぜ私のような完全無欠の極上の美人に化身したのか知りたいでしょ?ふふふ、いろいろと深いワケがあったワケよ。女の武器を使う必要があったってことかしら?
 
アムリタを奪い返すモーヒニー
 昔々、神様と悪魔が協力して、海をかき混ぜたことがあったのね。俗に言う乳海攪拌っていう行事よ。不死の霊薬アムリタを手に入れるためにやったの。マンダラ山を攪拌棒にして、ヴァースキ竜を綱代わりにして、よいしょこらしょってかき混ぜたら、海の中からいろんなお宝が飛び出してきたの。太陽やら月やら宝石やら得体の知れない動物やら・・・そして最後にアムリタが登場したのよ。

 でも、そのアムリタを最初に手にしたのは悪魔だったの。アムリタを悪魔に飲まれてしまっては、悪魔が不死身の身体になってしまって大変なことになるでしょ?だからヴィシュヌ様は一計を案じたの。ヴィシュヌ様は絶世の美女に化身して悪魔の前に進み出たの。分かってると思うけど、この絶世の美女ってのが私のことよ。ワ・タ・シ。分かってる?ならいいわ。

 悪魔たちはもう私の色気にメロンメロンになっちゃって、私の奴隷みたくなっちゃったの。「女王様とお呼び!」って感じね。そこで私は「アムリタを私に渡してくれる?」ってお願いすると、悪魔たちは喜んで渡してくれたの。その途端私は悪魔の元から消え去って、神々にアムリタを飲ませたの。お色気作戦大成功ってワケね。
モーヒニー




 そうそう、それから、私の息子がムルガンの街にいるから、暇があったらよっていってちょうだいね。あ、ごめんなさ〜い、私、独身じゃないのよ〜、もしかしてもしかしたら期待しちゃってた?本当にごめんなさいね〜。で、息子の名前はアイヤッパンっていうんだけど・・・。え、相方は誰かって?それはね・・・秘密よ。自分で調べてみてね。
 

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