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  インド系CDコレクション Brahma Village




---インド映画音楽---

CD名  Mutthuu
邦題  ムトゥ 踊るマハラジャ
アーティスト名  A.R.Rahman
邦名  A.R.ラフマーン
レーベル  Meta Company Ltd.
製造年/製造地  1998/日本
購入地  東京 渋谷 シネマライズ

 強力オススメ。日本で大ヒットしたインド映画(正確にはタミル語映画)のサントラ。この映画の大ヒットの要因のひとつは、A.R.ラフマーンのノリノリな音楽にあるだろう。映画を見た人が楽しめるのはもちろん、見てない人もこのCDを聴いただけでウキウキしてくるだろう。特に1曲目の「Orvan Orvan」は名曲である。なぜか6曲目には、映画では使用されていない「Kuluvaalilee Shock Wave Tamil Remix」が入っている。俗に言う、「日本盤のみボーナス・トラック」というヤツだろうか?
 ちなみに、日本では「ムトゥ」で通っているが、タミル語を正確に読むと「ムットゥー」である。

CD名  MUTHU MAHARAJA / little JOHN
邦題  ---
アーティスト名  A.R.Rahman / Pravin Mani
邦名  ---
レーベル  Saregama India Ltd.
製造年/製造地  2001/インド
購入地  パキスタン ラーワルピンディー

 実は2001年、タミル語映画であるムトゥがヒンディー語吹き替え版「Muthu Maharaja」になって北インドでリバイバル上映されるという画期的事件が起こった。副題の「Maharaja」というのは日本での副題「踊るマハラジャ」を髣髴させる。もしかしたら日本での大ヒットに影響を受けている可能性がある。これはそのサントラCD+α。
 ヒンディー語吹き替えということで、歌詞の方もヒンディー語になっている。聴いたところでは、タミル語版と歌詞以外でほとんど変わりがない。歌手も同じような気がする。唯一「Kokku Saiva(菜食の鶴)」で出てくる老婆の声だけが違った。曲の題名だけでも対比しておく。ヒンディー語の意訳も試みた。

・Oruvan Oruvan(主はただ一人)→Ooperwala Malik Hai(主は主なり)
・Kuruvaalilee(クルヴァーリ村で)→Phoolwali Ne Loota Mujhko(花屋が私を虜にした)
・Vidukadaiyaa(この命は謎解きか?)→Chhol Chale Nirmohi(禁欲は薄れていった)
・Kokku Saiva(菜食の鶴)→Koi Samjhade(誰かが説得した)
・Thillaanaa Thillaanaa(ティッラーナー・ティッラーナー)→Rangeela Rangeela(ギンギラ・ピカピカ)

 もうひとつの「little JOHN」の方も実はなかなかいい曲がそろっている。


CD名  BOMBAY / INDIRA
邦題  ---
アーティスト名  A.R.Rahman
邦名  ---
レーベル  Pyramid AV International Pte. Ltd.
製造年/製造地  1995/インド
購入地  東京

 「ムトゥ」と同じ頃日本で公開されたタミル語映画「ボンベイ」と、「インディラ」のサントラ。「ボンベイ」の方は見たのだが、「インディラ」は見たことがない。日本でも上映されたことがあるらしいが。
 どちらも音楽はラフマーンが作っている。ラフマーンは「インドの小室哲哉」という名誉だか不名誉だか分からないような肩書きを与えられているが、彼の音楽は他の作曲家に比べて明らかにモダンでキャッチーで頭ひとつ抜きん出ている。このアルバムに収録されている曲も、一度聴いたら耳から離れないような曲が少なくない。


CD名  EJJAMAN / DEVAR MAGAN
邦題  ---
アーティスト名  ?
邦名  ---
レーベル  Chapleton Enterprises Ltd.
製造年/製造地  ?/アイルランド
購入地  東京

 「ムトゥ 踊るマハラジャ2」として鳴り物入りで公開されたにも関わらず、もともと「ムトゥ」とはあんまり関係がなかったことや、「ムトゥ」と比べるとストーリーも音楽も大雑把だったことから、全然ヒットしなかった映画のサントラ。カップリングされているのは「デヴァル・マガン」というタミル語映画だが、日本では公開されていないと思う。インドの映画音楽のサントラCDは、このようにカップリングされていることが多い。音楽のプロデューサーは書いていないので不明である。アイルランドで発売されたCDというは驚き。アイルランドにもタミル人は多いのだろうか?

CD名  ARUNACHALAM
邦題  アルナーチャラム 踊るスーパースター
アーティスト名  Deva
邦名  デーヴァー
レーベル  Meta Company Ltd.
製造年/製造地  1999/?
購入地  東京

 同名映画のサントラ。映画自体も上の「ヤジャマン」よりかは面白かったし、音楽もよかった。音楽監督はA.R.ラフマーンではないのだが、このデーヴァという人もけっこうインドでは有名で有能な人のようだ。やはり1曲目の「Athanda Ethanda」がよい。

CD名  Dil Se..
邦題  Dil Se..
アーティスト名  A.R.ラフマーン
邦名  A.R.Rahman
レーベル  Venus Continental Pvt. Ltd.
製造年/製造地  1998/?
購入地  東京 吉祥寺 タワーレコード

 
強力オススメ。2000年に日本で公開されたヒンディー語映画「Dil Se.. 心から」のサントラ。音楽は言わずと知れたA.R.ラフマーンである。彼の作る曲は大体どれも素晴らしいのだが、特にこのCDに収められている曲は傑作が多く、1曲目の「Chaiyya Chaiyya」は名曲中の名曲と言うことができるだろう。全体的にローテンポで神秘的な雰囲気の曲が多いように感じる。


CD名  Mela
邦題  ---
アーティスト名  Anu Malik
邦名  ---
レーベル  Venus Records & Tapes Ltd.
製造年/製造地  1999/インド
購入地  インド ムンバイー

 2000年の春にインドのガヤーにて見た映画。アミール・カーンとトゥインクル・カンナーが主演していて、当時は人気ナンバー1の映画だった。もちろん映画がヒットすればその音楽もヒットするのがインドの習わし。その後、至る所でこの映画のテーマソング「メ〜ラ〜ディロンカ〜」が、スピーカーやら人の口やらから流れ出てくるのを耳にした。結局ムンバイーのCD屋でサントラCDを買った。気に入ったインド映画のサントラを購入するのはインド映画ファンとしてごく自然な生態だろう。
 日本に帰って改めてこのCDの曲を聴いてみると、やはり他のインド映画に比べてレベルの高い曲が詰まっている。主題歌の「Mela Dilon ka」はもちろんのこと、「Dekho 2000 Zamana Aa Gaya」や「Chori Chori Gori Se」など、名曲揃いだ。インド人の映画を見るセンス、音楽を聴くセンスはあなどれない。このCDを日本で入手することは不可能に近いだろう。

CD名  phir bhi Dil Hai Hindustani
邦題  ---
アーティスト名  Jatin Lalit
邦名  ---
レーベル  Sony Music Entertainment(India)
製造年/製造地  1999/オーストリア
購入地  東京 西荻窪 夢の丘

 インドで見たわけでもなく、日本で公開されたわけでもないが、パキスタンでDVDビデオを買って見てみたら非常に気に入ってしまって、日本のインド雑貨輸入店でサントラCDを購入した。それがこの「Phir Bhi Dil Hai Hindustani(やっぱり心はインド人)」。好きな曲は3つあって、「Phir Bhi Dil Hai Hindustani」と「I Am The Best」と「Kuch To Bata」。映画の題名とは逆に、この映画の音楽は非常に西洋的でノリノリの曲ばかりだ。そのふっきれたところがよかった。音楽担当のJatin Lalitはこれから要チェックしようと思う。この映画、日本で公開したらそこそこ人気が出ると密かに思っているのだが。


CD名  ONE 2 KA 4 / Mohabbatein
邦題  ---
アーティスト名  A.R.Rahman / Jatin Lalit
邦名  ---
レーベル  ?
製造年/製造地  ?/?
購入地  パキスタン ラーワルピンディー

 シャールク・カーン主演の映画「Mohabbatein」&「One 2 Ka 4」の強力カップリング。パキスタンで購入した。レーベルも何もかかれていないので、おそらく海賊版だろう。CDは傷モノで、「One 2 Ka 4」の「Allay Allay」あたりでバグってしまう。しかしそこだけ気をつければ後は正常に聴くことができる。どちらの映画の曲も出色の出来。「One 2 Ka 4」はA.R.ラフマーンだし、「Mohabbatein」は注目のアーティスト、Jatin Lalitである。
 ところで、「One 2 Ka 4」に「Osaka Muriaye」という曲があるが、この「Osaka」とはどうやら大阪のことらしい。また、「Muriaye」は造語らしい。どうりで表記が一定してないはずだ。この曲が使われるシーンを早く見てみたいものだ。「Sona Nahin Na Sahi」という曲にも「イヨ〜」という日本っぽい掛け声が入っている。

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