サルマーン・カーンとアイシュワリヤー・ラーイが結婚 |
アイシュワリヤー・ラーイとサルマーン・カーン(共に映画スター)が結婚した。「ラガーン」がアカデミー賞にてオスカーを逃し、インド中が絶望に浸っているときに、サルマーンとアイシュワリヤーはスコット・ランドのスキボ教会にて極秘に結婚式を挙げていた。同教会はマドンナとガイ・リッチーが以前結婚した場所として知られている。
「これは勝利の結婚だ」とサルマーンの親友は言う。「アイシュはいつも彼のことを愛していた。でも自分の両親のことを気遣っていたんだ。サリーム・カーンがアイシュの両親の元へ行って、息子の結婚を頼んだときに氷は溶けたんだ」
花嫁と花婿がまだ帰国しない内に、両者に近いある情報筋が「極度に個人的な事柄」が「午後6時に開始された」ことを暴露した。結婚式はイスラーム式とヒンドゥー式にて2回行われた。サルマーン・カーンの父のサリーム・カーンが全ての儀式を監督した。
詳細はまだ明らかではないが、例の情報筋によると、出席者は新郎新婦の家族とごく親しい友人だけで、金曜日の午後に現地に到着した。主な出席者は以下の通りである。
ポップスターでサルマーン・カーンの親友のカマル・カーン、デザイナーのタルン・タヒリアーニー、サルマーン・カーンの兄弟のソーハリー&アルバーズ・カーン、マライカー・アローラー、アムリター・アローラー、アンジャリー(アイシュワリヤーの親友)、ロンドンにて禁煙トレーニング中のシャールク・カーン、A.R.ラフマーン、シェーカール・カプール、アンドリュー・ウェッバー・ロイドなどが出席した。
サルマーン・カーンとアイシュワリヤー・ラーイは現在ハネムーン中で、イギリスのウィルスフォード・カム湖の近くの村に滞在している。 |
リティクが新ジェームズ・ボンドに大抜擢! |
ハリウッドの情報誌「True Lies」によると、インド映画界のスーパー・スター、リティク・ローシャンが次期ジェームズ・ボンドに決定した。同記事からの引用によると、リティクは既に「007」6作品に出演する契約書にサインをした。これで、間もなく公開される「Die Another Day」がピアース・ブロスナンの最後の「007」主演作となる。
同雑誌はまだ発売されていないが、ロンドンで土曜日に印刷された。「今までの陳腐なジェームズ・ボンド像を払拭しようと思い立ったんだ」とハリウッド関係者は漏らす。「リティクが選ばれる前に、世界中から12人の男優がリストアップされた。ブラッド・ピット、イーサン・ホーク、オーストラリアの新星ピーター・ルークスなどだ。リティクのイタリア人的ルックスとゴツゴツした顔が決定打だった。」
今のところ、6作品のためにリティクがいくらのギャラをもらうかは明らかになっていないが、推定では1億〜1億1千USドルと見られている。 |
オサマ・ビン・ラディン、遂に逮捕される |
国際的テロ組織アル・カーイダのリーダーで、昨年の9月11日に米国で起こった同時テロの首謀者とされるオサマ・ビン・ラディンが、日曜日の夕方、ニューデリー駅にてデリー警察により逮捕された。FBI(連邦捜査局)の最重要指名手配犯で、米国の徹底的な捜索網を掻い潜って来たビン・ラディンは、POTO(テロ防止法案)を適用され、午後5:42に逮捕された。
これは我が国始まって以来の大捕り物だろう。ビン・ラディンはジョージ・W・ブッシュという偽名を使って列車の切符を予約をし、第9番プラットフォームにてアリーガル行きの列車に乗り込もうとしていたところを逮捕された。
犯罪局によると、匿名の情報が今回のビン・ラディンの逮捕に結びついたという。ニューデリー駅にて緊急かつ徹底した捜索の結果、警察は遂にビン・ラディンを見つけ出した。7人の警官と4人の私服警官が9番フォームへ駆け込み、逃走路を全て遮断した。「突然我々がやって来たことにより、ビン・ラディンは驚いたようだった。彼は全く抵抗しようとしなかった」と劇的な逮捕に関わった警官が述べた。
ビン・ラディンは集中的な尋問の後に全てを暴露し、アル・カーイダは「国内でもっともデリケートな建物」を破壊する秘密の計画を練っていたことを明かした。現在「極秘の場所」にてさらに厳しい尋問が続いており、警察によるとビン・ラディンはジャンムー・カシュミール州の武装組織が彼の同胞であることを認めた。POTOが国会を通過した数日後にビン・ラディンの逮捕が実現したことになる。
25日金曜日にビン・ラディンがガジアーバードにいたという「確かな情報」を捜査局が得ていた、とCBIの上官は主張する。「しかしながら、オサマはおそらく我々が捜索中であることを警戒しただろうし、なんとか逃げ出そうとしたはずだ。」
ビン・ラディンがデリーで逮捕されたとの情報を受け取った後、FBIはデリー警察や外務省と積極的にコンタクトを取ろうと試みている。FBIがビン・ラディンの米国への速やかな送還を要求して来るのは明らかであるが、インド政府の公式解答はまだ発表されていない。一方、FBIはビン・ラディンの米国への移送を交渉するために国際警察にもコンタクトを取っていると思われる。 |
政府が学校の試験を禁止 |
生徒たちがCBSEによって行われたクラスX試験の結果を待っているときに、当局は学校の試験を禁止することを決定した。日曜日デリーにて行われた記者会見によると、文部省の広報官ジョーシー・Mは「国家レベルであれ州レベルであれ、全ての試験を廃止する」と語った。試験が学生に与える精神的な影響力に関する長年の研究の結果に基づき、今回の政府の決定は「正しい方向へのステップ」と表現されている。
著名な精神病学者や教育者から成る専門家委員会によって行われたその研究報告によると、試験は「今日の加熱した受験戦争の閉塞感がなければ安楽に暮らしていける子供たちに逆効果をもたらす努力である。」
報告をまとめる前に教師、生徒、その親に対して広範に話す機会を持った委員会のメンバーの一人はこう語る。「政府が専門家委員会の提案を受け入れたことは全く正しい。数字によって生徒たちを評価する試験は若い精神に不要な圧力を与えることになる。国中の生徒たちにインタビューを行った結果、15歳以下の少年少女にとって精神的成長が促されるような環境がさらに必要であるという結論に達した。」
デリー政府による突然の決定は、おそらくCBSEのクラスXの結果の発表にも不確かながら関係がある。CBSEの役員は「教育の方針は全て中央の決定に依る。我々はもはや問題用紙を作ることも、答案用紙を採点する教師を雇うこともないだろう。しかも、全国の学校で一斉にテストを行うことは、我々の財政に負担だった」と語った。
一方、デリーの学校の生徒たちは政府の新しい決定に大喜びだ。「試験は教科書の隅から隅まで暗記するだけで何の意味もないよ。今から僕たちは好きなときに好きなことを勉強できるんだ。ほんの少しでもいいんだし。」と市内の名門公立学校のクラスIXの生徒ヴィシュヴァナタン・アーナンド君は語る。
しかしながら、両親は予期せぬ出来事に戸惑いの表情を隠せない。「子供たちは今日から遊びばかりして勉強なんて全くしないに決まってるわ。私の息子は全く勉強しない子だったけど、これで勉強しない公式な言い訳を手に入れたことになるわ。政府の今回の決定は絶対に百害あって一利なしに決まってるわ。」と11歳の息子を持つ母親アイーシャー・ブローアチャーさんは語っている。
とにかく、文部省の役人は政府の決定を守っている。「決定は広範な研究に裏付けられている。しかも、試験が禁止になったことにより、点数によって評価されない職業訓練コースへの進学者の増加をもたらすだろう。そうなったらきっと国が直面してる失業率増加問題も解決するだろう。」 |