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貨幣が流通するようになって以来、人類は様々なデザインのコインを生み出してきた。ここインドでも昔から多くのコインが発行され、交易に使用されて来た。現在一般的にインドで流通しているコインは、50パイサー、1ルピー、2ルピー、5ルピーの4種類だが、その他に10パイサーや25パイサーのコインなども時々見かける。インドのコインには流通しているものだけでも自動販売機製造が無理なくらい多くの種類がある。普通日本だったら記念コインなどは大事にしまっておくもので、市場で貨幣として流通することはないといっても過言ではないが、ここインドではどんなに珍しいコインでも額面通りの値段で分をわきまえて流通している。「金は金、道具に過ぎない」という考えなのだろう。そう考えると、古銭やミスプレス・コインに付加価値がついてしまう他国のコレクターズ市場は、なんだか滑稽にも思える。しかし、レアなコインが普通に流通しているインドでは、普通に生活していてもひょんなことから世にも珍しいコインが手に入ってしまうことが十分あり得る。その楽しみに目覚めると、インド生活が少しだけ楽しくなる。一度でもインドで珍コイン探しを始めたら、お釣りをもらう瞬間が楽しくて楽しくて仕方なくなるだろう。
一応インドでの珍コイン収集の規則がひとつだけある。それは単純かつ明快である。普通に市場で金銭として流通している珍コインだけを集めるべし、という規則だ。デリーだったらチャーンドニー・チャウクなどに行けば、古銭などを売っている店がある。しかしそういうところで珍コインを集めるのは反則である。ちゃんと普通に生活し、普通に旅行して、1ルピーだったら1ルピーとして受け取ったお金の中から珍コインを集めなければならない。
以下、コインマニアの友人S氏らの助けを借りて、今まで発見されたインドの珍コインを展示してみた。コインからもインドのいろいろなことが分かるから楽しい。是非一度目を通してもらいたい。また、この博物館を作るにあたって貴重なコレクションの掲載を承諾してくれたS氏、K氏に感謝したい。
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欠けた1ルピー |
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ちょうど1ルピーコインがピッタリはまる大きさに欠けた部分がある1ルピーコイン。プレス段階で失敗して製造された可能性が高い。
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ずれた5ルピー |
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ずれてプレスされた5ルピーコイン。
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1947年の50パイサー |
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インドが独立した1947年の50パイサー。片側には「George VI King Emperor」という文字が記されており、もう片側にはデーヴナーグリー文字とウルドゥー文字で「aadhaa
rupayaa」、英語で「Half Rupee」と記されている。日本だったら博物館行きしそうな古銭が普通に流通しているところがインドの面白いところである。また、ウルドゥー文字がコインに表記されているという事実も興味深い。
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1946年の50パイサー |
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インド独立前年の1946年の50パイサー。上のものと同じ。
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1961年の50パイサー |
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インドの国章である4頭の獅子は現在と変わらないが、裏面のデザインが違う。ヒンディー語で「rupaye ka aadhaa bhaag(ルピーの半分)」と記されている他、「nayee
paise(新しいパイセー)」とも刻まれている。1957年以降、パイサーの貨幣価値が変わったので、1963年製造のパイサー貨幣まで、新単位のパイサーであることを示すために、このように刻まれている。
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1982年の50パイサー |
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表面の図柄が、現在の2ルピーコインと全く一緒である。もしかしたらミス・プレス版の可能性もあるが、この年の50パイサーは特別にこういうデザインだったのかもしれない。
インドには巨大コインも存在することが分かっている。
左が通常の5ルピー、右が巨大な5ルピー。以下、画像が鮮明ではないのは、所有のデジカメ、キヤノンのIXYデジタル30の調子がおかしいため。
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ジャワーハルラール・ネルー |
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ヒンディー語で「jawaaharlaal nehru」と「janamshatii」、英語で「Jawaharlal Nehru」と「Centenary」。年号は1989年。インド初代首相パンディト・ジャワーハルラール・ネルー(1889−1964)の生誕百周年記念巨大コイン。全く同じデザインのコインが、通常サイズの1ルピー貨幣にもある(以下、偉人シリーズ参照)。
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インディラー・ガーンディー |
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ヒンディー語で「indiraa gaaNdhi」、英語で「Indira Gandhi」、それに彼女の生没年である「1917−1984」が記されている。インディラー・ガーンディーはインド第3代首相となり、その後何回か首相を歴任した。1984年にスィク教徒の護衛によって暗殺された。全く同じデザインのコインが、通常サイズの50パイサー貨幣にもある(以下、偉人シリーズ参照)。
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チッタランジャン・ダース |
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ヒンディー語で「deshbandhu cittaranjan daas」、英語で「Deshbandhu Chittaranjan
Das」、彼の生年月日である「1870−1925」。チッタランジャン・ダースはベンガル出身のインド民族運動の指導者。モーティーラール・ネルーらと共にインドの自治領としての地位確立のため奮闘した。デーシュバンドゥ(国の友)は彼の称号。
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アーンベードカル |
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ヒンディー語で「Da. bii. aar. ambeDkar janamshatii」、英語で「Dr. B.R.Ambedkar Centenary」、年号は1990年。インド憲法起草委員会委員長のビームラーオ・ラームジー・アーンベードカル(1891−1956)の生誕100周年を祝っての記念コイン。アーンベードカルはマハーラーシュトラ州のダリト(不可触民)を仏教徒に改宗させて問題の解決を図った、ネオ・ブッディスト(新仏教徒)の祖でもある。
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アルヴィンド |
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ヒンディー語で「shrii arvind」「sampuurN jiivan yog hai」、英語で「Sri
Aurobindo」「All Life Is Yoga」、意味は同じ。年号は1998年。アルヴィンド・ゴーシュ(1872−1950)はインドの思想家で、民族運動にも身を投じ、逮捕・釈放後はポンディシェリーにオーロヴィルというアーシュラム(修験場)を設立して独自のヨーガ理論を展開した。「オーロビンド」というカタカナ表記の方が一般的。
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チャンドラ・ボース |
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ヒンディー語で「subhaaSh candra bos janamshatii」、英語で「Subhas Chandra
Bose Centenary」、年号は1997年。インド独立運動の急進派であり、インド国民軍を率いて日本軍と共にインパール作戦を戦ったスバーシュ・チャンドラ・ボース(1897−1945)の生誕100周年記念コイン。
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サルダール・パテール |
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ヒンディー語で「sardaar vallabhbhaaii pateel」、英語で「Sardar Vallabhbhai
Patel」、年号は1996年。インドの民族運動家で、独立インドの副首相・内相を務めたサルダール・ヴァッラブバーイー・ジャヴェールバーイー・パテール(1875−1950)のコイン。
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チャットラパティ・シヴァージー |
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ヒンディー語で「chatrapati shivaajii」、英語で「Chhatrapati Shivaji」、年号は1999年。マラーター王国の創始者で、アウラングゼーブ帝に激しく対抗したチャットラパティ・シヴァージー(1627−80)のコイン。
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ジャワーハルラール・ネルー |
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ヒンディー語で「jawaaharlaal nehruu janamshatii」、英語で「Jawaharlal Nehru Centenary」、年号は1989年。独立運動家でインド初代首相のパンディト・ジャワーハルラール・ネルー(1889−1964)の生誕100周年記念コイン。
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ラージーヴ・ガーンディー |
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ヒンディー語で「raajiiv gaandhii」、英語で「Rajiv Gandhi」、彼の生没年である「1944:1991」も記されている。インド第6代首相ラージーヴ・ガーンディーのコイン。彼はタミル・ナードゥ州において爆弾テロで死亡した。
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インディラー・ガーンディー |
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ヒンディー語で「indiraa gaandhii」、英語で「Indira Gandhi」、それに彼女の生没年である「1917−1984」が記されている。インディラー・ガーンディーはインド第3代首相となり、その後何回か首相を歴任した。1984年にスィク教徒の護衛によって暗殺された。50パイサーの人物シリーズは珍しい。
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シャーマー・プラサード・ムカルジー |
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ヒンディー語で「Do. shyaamaa prasaad mukharjii」「janamshatii」、英語で「Dr. Syama Prasad
Mukherjee」「Centenary」、数字で「2001」と記されている。シャーマー・プラサード・ムカルジーは1901年ベンガル生まれの弁護士で、インド独立後はネルー政権に産業供給省大臣として参画したがネルーと対立し、1951年にジャナサンガを設立して与党を圧迫した。1953年、カシュミール訪問中に逮捕され、獄中で謎の死を遂げる。
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ILO |
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ヒンディー語で「shram jagat」、英語で「World of Work」、どちらも同じ意味。「1919−1994」という年が刻まれているので、1994年発行のコインだろう。ILOとは「International
Labour Organization(国際労働機関)」のこと。
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国際連合50周年記念コイン |
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ヒンディー語で「sanyukt raaShTrasangh ki 50 viiN jayantii」、英語で「50th
Anniversary of United Nations」、どちらも同じ意味。年号は1995年。国際連合結成50周年を記念して発行されたようだ。
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食糧農業機関 |
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ヒンディー語で「khaadya evan kriShi sangaThan」、英語で「Food And Agriculture Organization」、どちらも同じ意味。「1945−1995」という年が刻まれているので、1995年発行のコインだろう。FAOは国連の機関。
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マハーヴィール生誕2600周年記念コイン |
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ヒンディー語で「bhagvaan mahaaviir 2600 vaaN janam kalyaanak」、アルファベットで「Bhagwan
Mahavir : 2600th Janm Kalyanak」、意味は「(ジャイナ教教祖の)バグワーン・マハーヴィール生誕2600周年記念」。2001年発行のコイン。
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世界食糧デー記念コイン1990年 |
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ヒンディー語で「bhaviShya ke lie bhojan」「viShva khaadya diwas」、英語で「Food
For The Future」「World Food Day 16 October 1990」、意味はほぼ同じ。年号は1990年。世界食糧デー(10月16日)の記念コイン。
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世界食糧デー記念コイン1992年 |
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ヒンディー語で「khaadya evan piiShaktaa」「vishva khaadya diwas」、英語で「Food
And Nutrition」「World Food Day」、意味は同じ。年号は1992年。世界食糧デーの記念コイン。
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世界食糧デー記念コイン1993年 |
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ヒンディー語で「jaivik dividhtaa」「vishva khaadya diwas」、英語で「Bio
Diversity(生態多様性)」「World Food Day」、意味は同じ。年号は1993年。世界食糧デー記念コイン。
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世界食糧デー記念コイン1994年 |
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ヒンディー語で「jal jiivan ka aadhaar」「vishva khaadhya diwas」、英語で「Water
For Life」「World Food Day」、意味は同じ。年号は1994年。世界食糧デー記念コイン。
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I.C.D.S.設立15周年記念コイン |
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ヒンディー語で「samekit baal vikaas sevaa yojnaa ke 15 warSh」、英語で「15
Years of I.C.D.S.」、意味は同じ。「1975−1990」という年号も記されている他、「wasudhaiva
kuTumwakam(人類皆兄弟)」というサンスクリット語も見える。I.C.D.S.とは「Integrated
Child Development Service(総合的児童育成サービス)」の略称。
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Care For The Girl Child |
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ヒンディー語で「khushhaal baalikaa bhaviShya desh ka」、英語で「Care For The Girl Child」、意味は同じ(女児を大切に、という意味)。年号は1990年。「SAARC
YEAR」との刻印もある。SAARCとは「South Asian Association for Regional Cooperation(南アジア地域協力連合)」のこと。
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Mother's Health Is Child's Health |
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ヒンディー語で「swasthya maaN se swashya shishu(健康な母親から健康な子供)」、英語で「Mother's Health
Is Child's Health(母親の健康は子供の健康)」。年号は1996年。
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国際家族年記念コイン |
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ヒンディー語で「antarraaShTriiy pariwaar warSh」、英語で「International
Year of The Family」、意味は同じ。年号は1994年。国際家族年の記念コイン。
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国際青年年記念コイン |
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ヒンディー語で「antarraaShTriiy yuvaa warSh」、英語で「International
Youth Year」、意味は同じ。年号は1985年。国際青年年の記念コイン。
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雨水灌漑農業 |
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ヒンディー語で「warshaa sincit khetii」、英語で「Rainfed Farming」、意味は同じ。年号は1988年。隅にFAO(Food
and Agriculture Organization:食糧農業機関)と書いてある。雨水で農業をすることを記念するコインだろうか?
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少子化推進コイン |
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ヒンディー語で「choTaa pariwaar khushiyaaN apaar」、英語で「Small Family Happy Family」、意味は同じ。年号は1993年。少子化を推進するためのコインだろうか。
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小さな農民 |
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ヒンディー語で「choTe kisaan」、英語で「Small Farmers」、意味は同じ。年号は1987年。「小さな農民」コインを作って何を伝えたかったのだろうか?
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アグリ・エクスポ95記念コイン |
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ヒンディー語で「bhaaratiiya kriShi ka vishva vyaapiikaraN」、英語で「Grobalizing
Indian Agriculture」、意味は同じ。年号は1995年。その他、ヒンディー語で「egrii
ekspo 95」、英語で「Agri Expo 95」と記されている。
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アシアン・ゲームス記念コイン |
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ヒンディー語で「navam eshiyaaii kheel」、英語で「IX Asian Games」、年号は1982年。「Delhi」とも記されている。82年にデリーで開催されたアシアン・ゲームスの記念コイン。
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「インドを去れ」運動50周年記念コイン |
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ヒンディー語で「bhaarat choRo aandolan swarN jayantii」、英語で「Quit
India Movement Golden Jubilee」、年号は1942−1992年。イギリス植民地時代のインドで行われた、イギリス人に対する「インドを去れ」運動の50周年記念コイン。
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独房監獄 |
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ヒンディー語で「selyuular jel」「porT bleyar」、英語で「Cellular Jail」「Port
Blair」、年号は1997年。アンダマン・ニコーバル諸島のポート・ブレアにある独房監獄の記念コインなのだろうか?
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インド最高裁判所50周年記念コイン |
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ヒンディー語で「bhaarat ka ucctam nyaayaalay」、英語で「Supreme Court
of India」、意味は同じ。年号は1950−2000。サンスクリット語で「yato
dharmasatto jayah(法の力に勝利を)」と記されている。インド最高裁判所設立50周年記念コインだろう。
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世界タミル会議記念コイン |
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ヒンディー語で「8 vaaN tamil sammelan」「sant tiruvalluvar」、英語で「8th World Tamil Conference」「Sant Thiruvalluvar」、意味は同じ。年号は1995年。同年開催された世界タミル会議の記念コインで、タミルの伝説的詩人ティルヴァッルヴァルの肖像が描かれている。
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英連邦会議記念コイン |
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ヒンディー語で「raShTrmanDal sansdiiy sammelan」、英語で「Commonwealth
Parliamentary Conference」、意味は同じ。年号は1991年。英連邦会議開催を記念してのコイン。国会議事堂が描かれている。
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観光年記念コイン |
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ヒンディー語で「paryaTan warSh」、英語で「Tourism Year」、意味は同じ。年号は1991年。1991年はインドにとって観光促進の年だったのだろうか?
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食糧増進コイン |
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ヒンディー語で「adhik ann ugaao」、英語で「Grow More Food」、年号は1973年。緑の革命と関連していると思われる。
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独立25周年記念コイン |
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ヒンディー語で「25viiN swaatantrya jayantii(独立25周年記念)」と記されている。他に「1947−1972」。72年発行のインド独立25周年記念コイン。
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独立50周年記念コイン |
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ヒンディー語で「swatantrtaa ka 50vaaN varSh」、英語で「50th Year of Independence」、意味は同じ。年号は「1947−1997」。1997年発行のインド独立50周年記念コイン。
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水産業 |
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ヒンディー語で「matsya udyog」、英語で「Fisheries」、意味は同じで「水産業」という意味。年号は1986年。
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