アジャイ・デーヴガン |
我々が独立してから長い年月が経ったが、現在はその自由をしっかりと守り抜くときとなっている。これは、インドの全地域に潜在している全ての悪を精力的に明るみに出すことによってのみ可能だ。
我々は、国は人間よりも大切であることを忘れるべきではない。なぜなら国があるから我々があるのであり、アイデンティティーがあるのだ。本当のことを言うと、バガット・スィンの殉死は私の理想なのだ。だから彼の役に完全になりきることができたのだ。彼らの視点に立って考えてみれば、自由とは何か、知ることができる。
解説・感想:アジャイ・デーヴガンはこの前「The Legend of Bhagat Singh」という映画に主演で出演した。彼が「全ての悪を明るみに出す」という発言は、もしかしてムスリムのテロリストを根絶やしにするということを意味しているのかもしれない。もしかして彼はヒンドゥー至上主義なのだろうか? |
シャールク・カーン |
「独立記念日」というのは、全てのインド人の心に喜びの波を走らせる言葉だ。我々の国の統一性こそが、もっとも素晴らしい成果なのだ。これだけ多くの問題を抱えながらも、インドは今でも統一性を保っている。なぜなら、我々の国は日進月歩の発達をしているからだ。国の独立に関して話をするのは、私の年齢から言ってよくないだろう。ただ私はこれだけ言うことができる。自分の家族を愛するのと同じように、自分の国も愛すれば、全ての問題は自ずと解決するだろう。全ての国民が愛国心を持つことは非常に重要だ。ただ「ジャイ・ヒンド(インド万歳)」や「ヒンドゥスターン・ハマーラー・ハェ(インドは我々のものだ)」と言うだけでは何の意味もない。これらの言葉の意味を理解して実際に行動することによって、我々のインドは本当の意味で独立を得るだろう、そして独立闘争の犠牲者たちも満たされるだろう。
解説・感想:シャールク・カーンはイスラーム教徒だが、インドへの愛国心は持っているようだ。 |
アミーシャー・パテール |
私の考えでは、インドのおける愛国心と自尊心は、他のどの国にも見られません。私は外国で何年も暮らして、そこの文化を見て知ってます。その間に私は、自分の母国以外に愛は感じないと思いました。特にインドでは血縁がとても大切です。これは他の国では見られません。ここでは、神様だけでなく人間までも崇拝されています。もし私が誰かを愛すれば、その分私も愛を得ることができます。私はこのことを自分の国の文化から学びました。私は何度生まれ変わってもインド人になりたいと思っています。それと同時に、政治家の人たちにも、多種多様な人間の美質に気を配ってもらいたいと思ってます。そして失業者を減らすように努力してもらいたいです。なぜなら、失業者の増加が原因となってテロや犯罪が増加しているからです。自国内の問題が解決されなければ、私たちの国の発展を祝うことはいつまでたってもできないでしょうし、独立していながら奴隷の人生を過ごすことになるでしょう。
解説・感想:若手の人気女優の割には、軽々しくいろんな社会問題に口を出していたりしてハラハラする。でも基本的にインドを愛しているようだ。 |
ラヴィーナー・タンダン |
人々の心に人間性の感情が芽生えなければ、独立したとしても何の意味もありません。私の心の中には、自分の母国に対する大きな愛があります。私は、インドのためになることを何かしたいと強く願っています。私は映画に関わっていますから、演技によって何かできるはずです。映画によって国を改革することができるはずです。今日の緊張状態の中で、「ガダル」「ラガーン」「ミッション・カシュミール」のような映画は観客の愛国心を強くさせます。誰でもテロを何としてでも止めなければなりません。私は、外国の力がテロを拡大させて国を内からも外からも空っぽにしているように感じます。独立記念日は全てのインド人にとって重要です。しかしそれよりもその独立と自由を守っていくことが重要なのです。
解説・感想:インド映画の製作目的のひとつとして、やはり国威発揚があることが堂々と述べられており、しかもそれを推進しようとしている。現代の日本では考えられないことだ。やはりテロのことに言及している。 |
リティク・ローシャン |
私は何度生まれ変わってもインド人になりたいと思っている。なぜなら私は自分の国をとても愛しているからだ。私はこのようなインドの理想を描いている。そのインドは人が他人を怖がらせたりしない。自分の欲望や少しのお金のために誰かを殺したりしない。誰でも自由に、何の恐れもなく歩き廻ることができる。私のこの夢が叶うとき、私はインドが本当の意味で独立したと言うだろう。
解説・感想:直接的な言及は避けているが、やはりテロのことについて述べている。イギリス生まれのリティクも、インドが大好きのようだ。 |